100年の孤独

I only sleep with people I love, which is why I have insomnia

6/16 申し訳ないと@札幌医科大学

mimiminsu2007-10-06

アイドルのライブに行ってきました。今日のハコは札幌医科大学。学祭です。札幌医科大学は札幌にあります。また一つ、何かの一線を越えた気がします。
そんなわけで土曜の昼過ぎに羽田でイトウさんと待ち合わせ。飛行機を待つ間は、空港のロビーのテレビで流れる子猫の映像を見ながら「猫好き?」とかそういう死ぬほどどうでもいい会話を惰性で繰り返してました。二人ともテンション低すぎ。目が死んでます。詳細な会話の内容は


耳「猫好き?」
イ「好き」
耳「猫とあーちゃんどっちが好き」
イ「あーちゃん」
耳「猫とカシユカ」
イ「カシユカ」
耳「猫とのっち」
イ「のっち」
耳「じゃあ、のっちとカシユカ」
イ「あっ、なんか最近、日によって変わるんだよね」


こんな感じ。終わってます。
その後カシユカの話をしすぎたせいでイトウさんがトイレに行ってしまい、暫く一人で「もしも世界が100人ののっちだったら」という哲学的な思索に耽っていたのですが、その時事件は起きました。


・・・何かね。振り向いたらいるんですよ。カシユカが。のっちが。俺たちの斜め後ろ4mの距離に。


イヤ、本気で焦りましたね。軽いパニック障害で前後不覚のパニクルーですよ。どっからとも無く「おいしいレシピ」が幻聴ってくるわけですよ。「ひとつだけこの願いを〜♪」とか聞こえてきて思わずコールしそうになるわけですよ。そこであーちゃんが居ないない事に気づいてやっと正気に返るわけですよ。
イヤーあぶねぇあぶねぇ。マジあーちゃんに感謝だわ。そんな感じでひとしきり冷や汗をかきながらあーちゃんに感謝の電波をおくり、ついでに先に現地入りしているフランク君に自慢のメールも送る。送信完了5フレーム後に携帯に着信。
「ちょっと待ってくださいよミンスさんどーなってるんですかそれ」
イヤ。どうもこうも。とにかく超かわいいんですけど。

そうこうしてる内に搭乗時間。搭乗の順番待ちの列に並んで二人の横を通る時はイトウさんと一緒に「え?これって何か言ったほうがいいの?ダマ?リーチ?」などとかなりテンパってしまいました。結局この時は何も話しかけず、二人で「今のプレイングは最適だったのか・・・」とか「マジ上がるわ」とか話しながら込み合う機内を進みやっと自分の席を見つけた瞬間またまた絶句。

「真後ろのっちなんですけど・・・」

もちろんその隣は黒目がちな少女。やっべーやっべー。夕方近く中野の駅前っすよ。犬が笑ってラーメンかっ喰らいますよ。あるんですかね!こんな偶然!いいんですかね!こんなに一気にカルマ放出して!
まぁとりあえずここでダマってても、どうせ数時間後には最前付近でがっつくんで、意を決して「今日、すごい楽しみにしてるんでがんばってください。」とヘタレな激励だけしておきました。もうこの行きの片道の機内イベントだけで遠征費分は元取った感じで、フライト中はイトウさんと二人で「ホントに来てよかった・・・」とまだ北海道に着いてもいないのにしみじみしちゃってました。

そんなこんなで色々ありつつ北海道に到着後は会場直行。大学の正門近くで学生に会場である体育館の場所を尋ねると、去り際に「アレperfumeのファンだろ」と話してるのが聞こえました。どんだけ必死な面してたんだ俺たち。会場に着くと長蛇の列&先頭にはフランク君。イヤ必死なオタクは美しいですね。

んでしばらくグダグダして会場。センター2列目を確保して適当に3時間ほど揺れる。嘘。結構汗だく。スモーキンビリーとかJOYとかで盛り上がった。ステージはキャバ嬢風4人組アイドル→ホスト風4人組アイドル?→猫ひろしロマンポルシェラムライダーと来てお待ちかねのperfume登場!

以下セットリスト


1.Twinkle Snow Powdery Snow
後ろから学生が大挙。マイクのレベルが低くて曲中「どれがカシユカ?」「のっち可愛い」「帰り一緒に飲み行こう」など延々やつらの声しか聞こえねー


2.おいしいレシピ
状況変わらず。オマエら5分間同じこと繰り返してまだ足りないのか。テンションが下がりまくって声も出さず体も動かさず何か言うべきか考えていると、それまで3人の歌にかぶせてクソうるさく名前呼んだりするしていたのにコールのタイミングで何故か計ったように静まり返るフロア。んあぁああ!?何なんだ!?テメーラ!? これでスイッチが入って以後全力でコール!!!キモオタ舐めんな!!!あーちゃんと超目が合う。超笑顔。ヤベー。可愛い。


3.エレクトロ・ワールド
「あ!この曲知ってる!」「のっち!のっち!のっち!」「なんか近くで見るとのっちそんなに可愛くなくね?」イントロ→サビの超いいところに被せてガキどもが大声でしゃべる。ってか俺の位置最悪。いい加減萎える。お願いだからDIGITAL LOVE引用してる部分だけ集中して見させてくれ。


4.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
「あ!この曲知ってる!」「超良い曲なんだよ!」「左のコ、メッチャかわいい」わかったから。みんな知ってるから。music sounds better with you って言ったらフレンチハウス聞いてるやつで知らない人いないくらい古典だから。カシユカが奇跡的に可愛いのは見ればわかるから。


5.チョコレイト・ディスコ
あろう事かAメロまるまる合唱し始めるガキども。いい加減にしねぇとてめえの目の前でウンコ漏らすぞ!!


6.Perfume
コールできる曲はうるさい地元民に対抗できるんでいつもより待ち遠しかったです。ってかいつもこの曲かかると「もう終わりかよ!」と残念に思うんですが今日は正直言って「やっとか」とも思いました。まぁ曲が始まれば楽しいんですが。


というわけでperfume登場で突撃してきた現地民の学生連中が兎に角うるさい。ビール200円、チュウハイ100円とかの狂った値段設定の弊害でしょうか。最悪でした。
あまりに客の質が悪いんであーちゃんはのっちばりに眉をしかめてMCを途中で切り上げ、後を向いたまま苛つきを必死に紛らわすカシユカには範馬勇次郎が重なって見えました。怒ってものっちはいつも通り可愛いかったです。ドサ回り歴7年。アウェー経験も豊富なこの3人がステージ上でここまで不機嫌そうにする姿をはじめて見ました。そのかわりといっては何ですが、いつも会場全体に満遍なく視線を送る3人が、今日はあからさまに遠征組み(=センター前方)にサービス過多でした。来て良かった。

つづく。