100年の孤独

I only sleep with people I love, which is why I have insomnia

番外編 三浦菜々子大マラソン大会(もしくはある週末の記録)


15:30 タワレコインストアライブ(2部)が終了し物販開始。マラソン前日なので菜々子に並ぶも過去例を見ないレベルの塩対応で干される。
 

16:00 ステトーTOから菜々子にタスキの授与。ヲタクが行きづりの女児をたぶらかして菜々子にメッセージカードのアルバムを渡させる。抱負を語る菜々子「今週一度も走ってない!」とのありがたいお言葉。前日になってもヘラヘラしている菜々子を見て「本当に解散しちゃったらどうしよう」とでも思ったのか、突然ゆりなが泣き出す。真相は分からないが可愛いのでそういう事にしておく。ゆりな可愛い。
 
16:30 ヲタクの持ってきたキックボードに興味を示す西園寺。シャボン玉に釣られる幼児とあまり変わらない。
先ほどの声かけ事案の被害者女児がディルド新生姜ペンライトを振り回してはしゃいでいる。ヲタクが悪ノリして持たせたかと思い苦言を呈す耳ミンスだが、よく見るとディルド新生姜ペンライトにはマジックで女児の名前が書いてあり頭を抱える。
 
17:00 タワレコ撤収して特殊学級あやちゃんズでStereo下北の本拠地"だいきさんちのソファー"に移動。サニーさんがはぐれる。
渋谷→下北沢の移動中の僅かな時間で先ほどの女児の母親のTwitterアカウントを発見するヲタクたち。日々のサイバートロールのたまものかDigるスキルが異様に高い。
 
17:30 "だいきさんちのソファー"到着。サニーさんの居所が判明。「今渋谷タワレコにいます!」との元気な返事にクリスさんが軽くキレるも「サニーが盛り上げてくれないとやる気がおきない」等と発言内容が彼氏に放置されていじける女子高生と同じ。
 
19:00 サニーさんとぬめたが到着してあやちゃんズラップのレコーディング開始。ぬめたのリリックに全く毒が無くて「あぁ…こいつ、本当に彩花ちゃんにだけは嫌われたくないんだな」とほっこりした後に全員でダメ出し。
 
20:00 たまちゃん合流。クリスさんとサニーさんのラップが普通に上手い。たまちゃん、ぬめたも飛び道具満載でキャッチー。まつけん美声。そして最後に全てをもっていくけいぽ節。レコーディングエンジニアのだいきさんが「俺もラップやりたい」とずっと言ってた。
各人のパートが録り終わった後は間奏に入れるスキャット用に雑談を収録。ながなが録ってたけど殆どの話が「これ聞かれたら怒られる」もしくは「これ聞かれたらマジで怒られる」みたいなエクスキューズ付きで始まってて使えない。
 
22:30 とりあえず素材は十分録れたということでレコーディング終了しレンタカーで明日のマラソンのスタート地点相模原警察署に移動開始。ほぼ徹夜のだいきさんに運転を任せっきりではしゃぐその他6匹のヲタク。
 
25:30 相模原の健康ランドに到着。風呂に温水プールがあり、入浴もそこそこにプールで遊びはじめるヲタク(全裸)。誰かが備え付けの浮き輪を見つけ、輪投げ方式でヲタクに投げて頭にはめる遊びが始まる。坊主のクリスさんの頭にスポっと透明ピンクの浮き輪がハマると、なんだか絵面がそこはかとなく卑猥で面白くなり、しばらくみんながクリスさんに浮き輪を集中して浴びせる。深夜に全裸ではしゃぐヲタク達。特殊学級と呼ばれるにはワケがある。しばらくして我に返って軽く死にたくなったヲタクから順にサウナに避難。その後もダラダラして3時ごろようやく就寝。
 
7:30 起床。スタート地点に向かう。ジャージ姿のメンバー可愛い。岸森のジャージが紺の地味な感じだったので「そのジャージ学校指定?」と言うと普通に不快だったようで「違う」と一言。かなり反省。ごめんよ岸森。本当は岸森の事大好きなんだけど、コミュ障だからうまく仲良くなれない… (ノД`)などと嘆いている俺の隣で、ぬめたが「西園寺しね!」と吐き捨てるように一言。まったく見習いたくないけど「真似できない」という一点において俺はお前の事スゴイと思うよ。
 
8:00 マラソンスタート。当初は菜々子に走らせずにヲタクで42km走って最後の195mだけ菜々子に走らせようという話もあったみたいだけど、前日の接触で菜々子がこちらの動きを察しているという話を聞いて予定調和大嫌いマンの俺は俄然やる気がなくなる。やる気があるヤツには金払ってでも活躍の場を奪いたいけど、どうせヲタクが走るだろうとたかくくってると思うと、きっちり一人で42キロ走らせて、むしろ最後の195mを5000円で買って苦労だけさせて一番いい所をヲタクが奪うとういのもネタとしてはアリだろうなどと意地の悪い気持ちが沸いてくる。まぁ開始早々にすーさんが7km分買ってそのシナリオは無くなるのだが。
 
9:00 雨脚が強まり「走りたくない」という思いで車内のヲタクの心が一つになる。マラソン企画で心が一つになるって、本当だったんだな。
サニーさんだけ例外的に元気で雨の中自転車でランナーと並走しながら撮影。
 
9:30 インディペンデントな代走ヲタクが途切れたので、おまいつ連中で企画していたロシアンルーレットで走るヲタクを決める事に。もはや菜々子うんぬんではなく走りたがらないヲタクを走らせる事に面白みを見出しているんではないかという疑惑。厳正なる抽選(黒ひげ危機一髪)の結果、企画の首謀者であるまっつんさんが先陣を切って走る事に。流石、リーダーがまず模範を示す姿勢。頭が下がる。
 
10:00 1kmごとに繰り返されるロシアンルーレット。そのたびに路肩に車を止めてCDを売り始める運営のバン。駐車場で無意味に進路妨害をしてそれに全く気づかないOTOTOYスタッフ。無視される交通マナー。鳴り響くクラクション。Stereo Tokyoの運営が悪者になる事で、確実にみんなの心が一つになってる。
 
10:30 ランナーを決める方法がボックスに名前を書いたボールを入れてそこから菜々子が引いて決める形式に。菜々子の引きが素晴らしく、神がかったランナーの人選が続出。菜々子を見直す。
 
11:00 コンビニの駐車場で再度黒ひげ。そしてまたもまっつんさんが当選。この人は主役になる運命のもとに生まれてきている。ここの動画何度見ても笑う。
やはり、本気でやりたくない事を押し付け合う行為とか、理不尽を逃れた時の安堵からくる笑いは強い。エンターテイメントこそ嘘が無い事が大事。
 
11:30 ますます強くなる風雨。ぬめたと二人で「車って偉い」「工業ってすごい」などとチンパンジー並の豊かなボキャブラリーで現代科学を讃えながら中継の映像を見る。後部座席からはクリスさんとたまちゃんが「絶対に走りたくない」「ありえない」との声が。車内が強い絆で結ばれていることを実感。
それにしてもこの暴風雨の中をランナーに並走して走ってるライアンさん、カンジさん、サニーさん等撮影班のヲタクの強さに引く。
 
12:00 びっくりドンキーにピットイン。車から降りてきた彩花ちゃんが他のメンバーに肩借りて足引きずっていて心配になるも、隣で水江さんが「菜々子、足大丈夫か?これで冷やして。くれぐれも無理はするなよ」等とひたすら茶番を繰り広げていて心配するテンションにならない。
食事が終わって、まっつんさんが「なんかこれ以上新しい展開なさそうだけど次どうする?」とあやちゃんズカーの意向を確認に来たので「まっつんさんが2連続アタリ引いた時がピークでこれ以上の盛り上がりは今後ないだろうから、ここから先は菜々子に任せよう」という意向を伝える。
 
13:00 ここでようやく誰もCDを買わずに菜々子の出番が回って来る。やる気満々の菜々子と今朝ヲタクにもらった貢物のキックボードで並走しようとする西園寺。中継を見ながら危ないからキックボード止めさせろよと話していると、案の定こけて大泣きする西園寺。菜々子を応援するはずが菜々子に慰められつつ車に回収される。西園寺ってマンガのキャラクターかなんかなのか?
 
14:00 風は強いものの雨は止んで台風一過の青空。この天気なら外で応援できるなということで、ステトーTOマラソンの時にもやった歩道橋でフラッグ使った応援の準備のために先回り。しかしここで登場したのが予想外の代走ヲタ。まぁルール上何も問題ないので文句を言うわけではないんだけども、流れ的にここからは菜々子とメンバーのターンだと思うんだが…。とりあえずコース外れてこっち来たので正しいコースを教える。先導がいない事の苦情はヲタじゃなく運営に言って下さい。
 
14:30 別のポジションを見つけて無事フラッグでの応援成功。菜々子が喜んでくれてヲタクがみんな笑顔になる。
完全にマラソン企画に飽きたぬめたがTwitterアニメアイコンを煽って遊び始める。
 

15:00 中継で並走する女ヲタを見て誰かが「並走する女ヲタにペース合わせてゆっくり走ってたら間に合わなくない?」と言うと、すかさずぬめたが「女ヲタなんて誰が見たいんだよ!写すの止めろ!」とぬめた語に翻訳してコメントを投稿。それにしても、こんな社会不適合者でも彩花ちゃんについて話してる時は「顔が可愛い。あと優しい」みたいな毒にも薬にもならないコメントしかしなくなるんだから、どれだけ椎名彩花さんは偉大なのかと。
 
16:00 ゴールの青山EDITIONに到着。飾りつけの手伝いなどをちょこちょこしながら菜々子を待つ。
 
17:00 予定の時間にほぼぴったりで菜々子ゴール!菜々子は真面目にするのが気恥ずかしくてわざと周りにヘラヘラしてるように見せる所あるけど、なんだかんだでやる時はバシっとやってくれる我らがリーダーなんだってとこちゃんと見せてもらえて良かった。結局ヘラヘラするのも、その割にきっちりやることやりきるのも、根本は「カッコ悪いのが嫌」ってとこで通じてるんじゃないかな?まぁ要はなんだかんだでブレてない菜々子が俺たちは大好きだし、Stereo TokyoのDJはそんな菜々子じゃなきゃだめだから!応援してるし頼りにしてます!これからも俺たちをブチ上げてくれ!
 
そんなこんなで個人的にはものすごく否定的だった今回のマラソン企画ですが、アニメアイコンのみなさんのご協力のおかげで予想以上にバズったのもあり、結果から言うと大成功と言っていいんじゃないでしょうか。アニメ大好きな岸森から「アニメアイコンを刺激したくないからアニメの話は控えてる」というコメントを引き出せたことまで含めてアニメアイコンには感謝しかない。
誤解されるとなんなんで一応言っておくと、俺が否定的だったのは倫理的な良し悪しとかじゃなくて、単純に企画的にコレ面白いのかって言うとこで、今でもこの企画全然面白くないと思ってるんですけど、ただStereo Tokyoおまいつ連中って「面白いから乗っかる」とか「寒いからスルー」とかはなから考えてないんですよ。楽しませてもらおうという意識がほぼ無い。「どうやったら面白く出来るか?」それしか考えてない。そういう意味で彼らはパーティーピープルって言うよりもパーティクリエイターって言った方が正確だと思います。そんで運営は面白い企画を作るスキルはなかったですけど、ヲタクが企画を面白くできる余地を残して、ヲタクを(無責任に)信頼して連携を取ったってとこがこの企画の成功の理由なんじゃないでしょうか。まぁつまりヲタクに丸投げした部分が多いって事なんですけど。まぁそんなこんなで、今日もStereo Tokyoは最高でした!…え?ライブ?椎名彩花さんが欠席してるんで書くことないです。早く良くなってね…