100年の孤独

I only sleep with people I love, which is why I have insomnia

こんばんわ。椎名彩花です。

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職質ってあるじゃないですか。警察の人に呼び止められて、色々と聞かれるやつ、職務質問。昨日、生まれて初めて職務質問を経験しました。
お酒を飲んで、ポーっとして、火照った頭を冷ますために道に寝転んで川を見ていたら、しばらくして警察の人がやってきた。なに、あんた、なにしてんの、って最初言われたんだけど、思わず「ゆ、幽霊です・・・」って言ったから、主にそのことについて怒られた。警察に嘘ついていいと思ってんの!って言われた。ごめんなさい・・・。

 

それで、色々質問されて、話してる途中で気づいたんだけど、なんだか口の端っこから血が出ていたみたいで(なんでだかわからない)(なにもかもの理由がわからない)それで警察の人は私を、なにか犯罪の被害者だと思ったらしくて、本当のことを言ってね、って何度も言われた。

「あの、ここからだと対岸の大きな道路の光が、川にうつるのがすごくよく見えるじゃないですか、そうすると川が明るいんですよ、それを見たいなあと思って、それで最初座ってたんですけど、調子に乗って寝ちゃったんですけど、だってここだれも通らないしと思って、それで雨が降ってきちゃって・・・」というようなことを出来るだけ馬鹿っぽく話した。酔っぱらって捕まったら何かの罪に問われる気がして、なんとか頭が悪いだけって事にしたかったんだけど、話しながらお酒を飲んでるってこと以外、特に嘘をついているわけじゃないので、自分の馬鹿さにちょっとひいた。警察のひともちょっとひいていた。

 

そのあと、歳はいくつ?とか仕事してるの?学生?とかまたしばらく色々聞かれたあと、ポケットの中を調べられてから解放されたんだけど、捨て台詞みたいに、そんな風にしていたら世界ぜんぶから置いていかれちゃうよ!みたいなことを言って警察の人は帰って行った。私は警察の人の背中を見送りながら、ギリギリ聞こえないくらいの声の大きさで「置いていってくれ」ってつぶやいて笑ったけど、そんなことぜんぜん、言わない方がよかっただろうな。そんなことぜんぜん、言わないほうが、いいのだろうな。本当に、そう思っているのかな。本当はちっとも、世界は進行なんてしていかないんだと思うよ。