100年の孤独

I only sleep with people I love, which is why I have insomnia

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

我らの時代

「女の人って、赤ちゃんを産むとき、いつもあんなに苦しむの?」 「いや、ああいうケースはまずめったにないさ」 「彼はどうして自殺なんかしたの?パパ」「さあ、わからんよ、ニック。きっと、いろんなことに耐えられなかったんだろう」 「自殺する男の人っ…

Old teenage hopes are alive at your door

一昔前に言われた「ヲタクは虚構と現実の区別がつかない」という旨の意見は、今ではむしろ「ヲタクこそ虚構と現実の区別をつけている」という意見の方が力を持っている。 一面でそれは、かつてのヲタクが愛好していた趣味が非ヲタクに広まったおかげでいわれ…

Sleepless long nights That is what my youth was for

眠ったまま二度と目が覚めないような死に方を想像して、睡眠薬を沢山飲んで死にたいという風な事を言っている人がいたが、睡眠薬のODというのは覚醒状態で副作用にのた打ち回って心不全を起こすか神経麻痺を起こすかのどちらかで割と壮絶な死に方になるの…

飴をもらった

新入社員の頃、他部署の先輩にひどく憧れていた事がった。 その先輩の名は西脇と言った。西脇さんは課内で「伝説の西脇さん」と呼ばれていた。 伝説の西脇さんがどんな人なのか、私は知らなかった。ただ、伝説の西脇さんが素晴らしく徳の高い人物だという事…

スパイ映画とマンガ映画の話

盗んだ下着をネット通販していたうえに一定金額以上の注文にはオマケとして映画「グリーンマイル」のDVDを付けて発送していた男の「トム・ハンクスの演技がいいからいろんな人に観てもらいたかった」という供述に映画表現の無限の可能性を感じたので、夏休み…

心臓を捧げよ

焼鳥を食べた。 最近、新橋の鳥九という焼鳥屋さんによく行く。予約を受け付けてないので入るのが少しハードル高いが、ここのサビ焼きを初めて食べた時は素直に感動した。今日はコースに追加でハツを頼んだ。どんな動物でも心臓は美味しい。常々思うのだが、…

サマー・ピープル

「人生は空しい」と思って、ふと気がついてみると、お腹が減っていたということがある。 降り注ぐ日差しの下、浮き輪に尻をはめるようにして海面をプカプカと漂いながらバカンスの憂鬱に浸っているとあっという間に時間は過ぎるし、徐々に沖に流されてライフ…

ジューシー・フレグランス

あぁ・・・私の番ですね。はい。じゃあ、手短に。これは私達たちが実際に体験した話です。 私たちってレコーディングまでしてお蔵入りしたシングルがあるんですよ。「ジューシー・フレグランス」っていう曲なんですけど。ファンの人は結構知ってる人も多いん…

ANN

今夜も2時間おつきあいありがとうございました。ちょっと時間が余ったかな。最後に、二人といえば、Perfumeの話も少しだけ。これもさっきのカレーの例えと同じことで、ナイフで分けても何の意味もない。二人で何となく決まっていたのは、歌詞とタイトルは樫…

終わりし道の標に

夏風邪を引いた。頭が重く、眼球が熱く、全身が気怠く、扁桃腺が腫れて喉が痛い。鏡に向かって口をあーんと開いて確認すると、見事に喉が腫れている。赤黒く腫れたそれは「野村幸代の膣壁のような」という修辞がしっくりくる。正に歴戦のツワモノといった風…

欲望の輪郭

夏になると、スクール水着に強い執着を持ったある男の事を思い出す。 彼は晩酌代わりに「ブリーチ」という漂白剤を水で薄めたものを飲んでは「スク水の味がする・・・」と言っていた。

書くことないから日記を書くよ

人間を大きく二つに分けると又が裂けて死にますが、文化も「売れる/売れない」の二元論でバッサリ分けていくとほどなくして死にます。(挨拶)「年内になんか音源とかパッケージで出したいな」という妄言を実行に移すため、今日は我らがDJ eyescream a.k.a.…