100年の孤独

I only sleep with people I love, which is why I have insomnia

2016/11/26 HPB YURINA@渋谷HARLEM

先日、飲み会で出会った「となりのトトロが大好き」という女の子がBLも好きだというので「はじめて見たゲイビデオが日本人VS黒人で、日本人の男優が黒人のズボンを脱がしながら「まっくろくろすけ出ておいで♪」と歌っていたのが忘れられない」というとっておきのお役立ち情報を披露したところ無言で席を立たれてしまいしばらく何が悪かったのか分からず途方に暮れてしまいました。大人の階段が下り階段だった皆さん、こんばんわ。耳ミンスです。
というわけ(?)で今日はHPB YURINA!! 我らが河村ゆりなの生誕です!今回は今年2月の岸森生誕から始まったメンバー生誕イベントHPBシリーズの締めくくりという事で、その総括的な意味もありみんな気合十分!2部開始前にはヨーロッパ周遊生誕メッセージ集めツアーから帰還したダイキさん&まつけんを出迎えてのウェルカムテキーラで今日も無駄にテンションの高いヲタクども!これで何も起きないはずがない!以下ダイジェスト!
 
1-2.Another Dancing - Party Goes On
今日はいきなりAnother Dancingから!最近はすっかりトリの曲なイメージついてきたけどド頭からブチ上がっていい感じです!この曲は兎に角2回目のビルドアップのクラップんとこがホントに大好きで、大げさに言うとこの8小節32拍にはダンスやダンスミュージックが持つ極めてプリミティブな「生の肯定」みたいな感覚が凝縮されてるような気がするんですよ。ホント思うんですけど、ヲタクが自分の好きな事をやたら大きな言葉で褒めるのってカッコ悪い。でもやっちゃう。好き過ぎて客観性が壊れてるからね。後になってカッコ悪い自分見るとこのヲタクStereo Tokyoの事がホント好きなんだなって思う。そういうわけで俺がカッコ悪いのは全部椎名彩花さんのせいです。
 

3-4.Next-Sidechain Love
今日はSidechain Loveの時に最前でMIX打ってる連中に見慣れないヲタクがいて、シルエットで見るとたまちゃんとサイズ感が同じだったんで「どこの重量級ヘッズだよ」と思ったら泡パでお馴染みのアフロマンスさんで驚きました!またイベント呼んでください!
 
5-7.Endless Dokidoki Mode - Trap In The Life - Nemurenai
久しぶりのTrap!この曲はビートジャックしてハスラーラップする用に「俺は非常に悪い落札者」から始まるサグいリリックを準備して音源化を正座待機するくらい好きなんですが、なかなか音源出ませんね!っていうか三ヶ月くらい新曲ないぞ!そろそろ欲しい頃だぞ!
 
8-11.Advocacy - Run - With You - Join Together Now
トロピカルハウスにエモロックにレゲエと表面的には縦横無尽にジャンルを横断的しながらも、どの曲もちゃんとStereo Tokyoの曲だなって分かるのはやっぱりEDMってジャンルの構造の強さなんでしょうね。是非次はジャジーハウス辺りをお願いしたい!
 
12-14.Electron - Dancing Again - Awake
こっからはクライマックスまで一直線!飛び交う無数のルミトンと会場中にばら撒かれる偽札!菜々子の時もそうだったけどこの偽札がめちゃくちゃ出来が良くて感心しますね。こういう細部のクオリティが高いのとってもお洒落だと思います!あと、2部では普通だったけど1部はElectronとかNEXTとかがBPM上げてハッピーハードコア状態になってました!特にElectronはなんかハマってましたね!菜々子!色々試してるのすごく良いぞ!
 
15-16.Anthem - Party People
そして最後はAnthemからつなぐ Party People!ゆりなと言ったらやはりこの曲!!思えば俺がStereo Tokyoにどっぷりになったのも去年のゆりな生誕の最後の Party Peopleがあまりに素晴らしすぎたからだったのを思い出しました。あぁこんなに「おめでとう!」って気持ちで溢れた空間って今まであったかな?こんなに暖かい、善意だけで空気が満たされる事ってあるんだなっていうのを去年のゆりな生誕で体験したのですが、今年も最後の最後で予定調和を上回るスーパーサプライズが…Paty Peopleドロップでおもむろに去年の生誕でも使われたあのお立ち台がフロアに運ばれると、その上にはステージのゆりなに向かって手を差し伸べる人影が。それはStereo Tokyoが一点の曇りもなく「無敵」だったあの頃、いつもパーティ会場にシャボン玉で花を添えてくれたあの男。みんなが会いたかった、そしてもしかしたらもう会う事はないんじゃないかとどこかで思っていた、この3か月間全く姿を見せず、誰の呼びかけにも答える事のなかったあの男の姿がそこにはありました!!そう、その男の名はアイーダ!!ペンタゴンアイーダ IS BACK AGAIN!!ペンタゴンアイーダStereo Tokyoのパーティーに帰ってきたぞ!!!にくい!にくすぎる!!こころにくずぎるぞこの男!!あまりにも完璧なタイミング!もうね。俺がこんなにテンションブチ上がってるくらいですから、ゆりななんかはもうアイーダの事見た瞬間から声を無くすくらい驚いて、そっからはもうテンションブチ切れたみたいに踊りまくって、特にアウトロでマイクを手放してからのバッキバキに決まったダンスは「これが河村ゆりなだ!」って感じの気合で、なんていうかマジゆりな!ゆりな超ゆりなだった!!最高だった!!こぐまさんにマイク渡したのがなんかドラゴンボールで悟空が戦う前にオモリ外すみたいな「本気出すぜ…」みたいな感じに見えたよ!!この日のパーティーの最後、ベースボールシャツを振り乱して踊り狂う河村ゆりなの姿をあの場にいた全員がずっとずっとこの先何年も何十年も忘れない、そんな最高のダンスだった!!Stereo Tokyo!最高だ!河村ゆりな!最高だ!!!

2016/9/25 KOTO誕生祭 @ 渋谷Glad

愛は英語で「ラブ」ですが、確かこするという動詞も「ラブ」だったと記憶しています。 そして自慰は「マスターベーション」であり、飢餓は「スターベーション」です。ここに一つ、我々の真実が、あるのではないだろうか(挨拶)こんばんわ。耳ミンスです。
前回のブログの序文が評判悪いにも程があったので今日はおとなしくしたいと思います。っていうか誰も求めてないここの挨拶に時間かけるくらいならそこショートカットしていいから毎回書けよって感じですが、そう上手くはいかないのが人生。
今日もKOTO生誕にちなんでプラトニックプラネットにかけて何か言おうとして「そういえばプラトンは声変わり前の男の子とのアナルセックスが大好きだったな」と参考資料を漁り始めて二日無駄にしましたからね。結局どの本棚にあるかすら分からず探すの飽きて止めましたけど。お前ら良かったな。現実世界にCtrl+Fの機能が実装されてないおかげで2400年も前のショタコン老人の下半身事情を聞かされなくて済んだんだから。科学技術の未発達に感謝しろよ。という訳で今日はKOTO誕生祭。ダイキさんはじめヲタクの愛溢れる素晴らしい現場でした。以下ダイジェスト。

 
1.Anthem
いきなりAnthem!予想外過ぎて思わず笑った!いつの間にかAnthemはここぞという現場のトリにブチかます必殺技みたいな雰囲気出てましたが、そういう予定調和崩していく姿勢良いと思います!!変身後即スペシゥム光線打ったって良いじゃない!菜々子!好きだ!
あと忘れてはいけないのが、菜々子生誕の動画で発見されたルイ君のStereo Fukuokaフラッグ!開演前に持ってた人に確認して無事回収出来ました!もうこれだけで今日の現場が意味あるものになった感出てた。あと何故かニルヴァーナのネバーマインドフラッグが。ちんちん丸出しでお札に飛びつく感じがEDM感あってはなまる!\(⚫>ω<⚫)/
 

2-3. Search on G - NEMURENAI
Search on G の”君の事を毎日♪”のとこのあっちこっち指差す岸森が激・可愛い!っていうか菜々子の生誕くらいからここのえび反りとかNEMURENAIのビルドアップ前の沈み込むところとか、前まで彩花ちゃんだけスゲーえび反ってたり深々と沈んでたのが、えび反りが振り向きになってたりみんなで深く沈んでたりと全体で揃うように色々努力したり工夫したりして既存曲のパフォーマンスがブラッシュアップされたましたね。メンバーが「もっと良いステージにしよう」って試行錯誤してるのが分かります。

なんか先週のトークイベント(クソイベ)でギュウゾウさんが「頑張らない方が良い。ユルいのが差別化になってる」みたいな事を言ってましたが、何を的はずれな事言ってんだって感じです。なんなんすかね。すげぇ臭い。発言が臭う。芳ばしい。もうイベント中、俺の中の向井秀徳が「おるよねぇ〜 それっぽい事、分かってる風〜な事言うやつ、おる、おるぅ…多いよぉ…」とうんざりしたテンションで俺の脳内でMCをかましてきて大変でした。別にこんな事みんなでコンセンサスとった事ないですけどStereo Tokyoの現場にいる人間で「可愛い女の子がEDMやってるギャップがいいよね」なんて思ってるやつ多分いないと思います。ギャップとかじゃねぇんだよ!!何のエクスキューズもなしに、まっとうにこいつらがカッコイイと思うからこんな馬鹿みたいに通ってるんだよ!!ふざけんな!なんだかStereo Tokyoを出落ちのインパクトだけで内実が伴わないグループみたいに扱われたように感じてかなり不愉快でしたけど、現場にいない人間が的外れな分析とか批評するのは腐るほど見てきたんで、今さらこの人にだけあーだこーだ言うつもりはないです。Public Enemy もDon't Believe The Hypeって言ってます。
 
4.Awake
なんだか美少女の可愛さ素晴らしさについて語るつもりがいつのまにか右翼のおじさんのセンスのなさについて語ってしまっていて思わず自己嫌悪。気を取り直していきましょう!次はAwake!!キタ!!俺の一番好きな曲!(←同率1位が多すぎる)しかも今日はNEMURENAIのドロップからクロスフェードでつなぐというレアな展開でお得感!!いやぁホントにこの曲はいいですね。ピョンピョン跳ねながらめっちゃ笑顔になる。ウォウオ!ウォウオ!のとこでチラッチラッと垣間見える岸森のおへそが眩しい!それにしても髪切った岸森可愛すぎですね。顔面の強さが異常。一体なんなんですかねこの生き物。え?アイドル?納得。
 
5.Electron
そんでもってElectron!ゆりなの煽りに合わせて腕ブンブン上下に振る西園寺超可愛い!っていうか西園寺が前に比べて全体的にダンスのキレが良くなった感じがする。
 
6-7.Party People - Another Dancing
最後はParty People からの Another Dancing で締め!っていうか今日のParty Peopleアウトロの彩花ちゃんのダンスがカッコ良すぎたんだけど、いつもこんなだっけ!?あとなんか"芸能人とか見れるかも♪"の後で西園寺がガクっと膝をついたように見えてヒヤっとした。その後も普通に踊ってたし特典会でも特になんもなさそうで俺の勘違いだったみたいだけど、なんだかメンバーの怪我にスゲー臆病になってる自分に気づきましたね。何目線だ俺は。

というわけで、今日もStereo Tokyoは最高でした!KOTOちゃんお誕生日おめでとう!

2016/9/11 SPEND@名古屋 CLUB ROCK’N’ROLL

精液にはコルチゾルエストロン、オキシトシンセロトニンなど、興奮作用や抗うつ効果のある物質が含まれているため、経口摂取した場合一定の快感が科学的には期待できる(挨拶)。こんばんわ。美少女が言う「おちんぽみるく美味しい」という台詞よりも、屈強なゲイの「性病のリスクと生チンポの美味しさを天秤にかけた結果ゴムは使わない」といった一言の方に心が動くタイプの人間なので、生粋のヲタクなのに萌え文化に馴染めない悲しき獣a.k.a.ミンスです。
困った。今この文章を書きながら気づいたんですが、前回のブログで1回もふざけなかった反動なのか、どの程度までの下ネタなら笑って許されるかの加減がなんだか分からなくなっている自分に気づきました。危ない。これは実に危ない事態です。耳ミンスはその昔ブロッコリーというどうしようもないヲタクばかりが集まる会社で映像の仕事をしていた時代があるのですが、その頃BL本を読みながらはしゃぐ女子社員達に親切心から「この作者はアナルフィストの事が何もわかってない。人間の腸はまず右に曲がるのでこの体勢だと左腕じゃないと肘より深くは入らない」というとても実践的なアドバイスをしてしまったため、その後そのBL女子達から汚物を見るような視線を浴びせられ続ける事になったという悲しい過去があるのですが、このままだとまた同じ過ちを犯してしまう可能性が高いです。
これはいけません。これではこれまで俺がこのブログでこつこつ積み重ねてきたウィットに富みつつもあくまで紳士的な成熟した大人の男性というパブリックイメージが台無しです。まかり間違ってこれを見た椎名彩花さんに「えぇ!ミンスさん!今まで素敵な人だな…将来はミンスさんと幸せな家庭を築きたいな…って思ってたのに…本当はサディスティックサーカスとかクレイジー88とかのフェティッシュパーティーに通ってた過去があるアングラ上がりのクソサブカル野郎だったなんて…今までわたしを騙してたのね!最低!」なんて事を思われたら…うぅ…もう俺は生きていけない…Stereo Tokyoのない生活、椎名彩花のない人生に一かけらの意味ですらあるというのだろうか。いやない(反語)
という訳で、いつまでもあると思うな親と現場。親の方は部屋を片付けてもらいながら「あなたはゴミ箱を妊娠させるつもりなの?」と言われてしまう程度に手遅れなので、せめて現場は大事にしたい。そういう気持ちで今日も今日とてStereo Tokyoです。今日は名古屋に2度目の遠征!CLUB ROCK'N ROLLでせのしすたぁと!以下ダイジェスト!
 
1.NEXT
今日は折角の地方遠征ですし、がっつり盛り上げて欲しい所ですがそんな今日の1曲目はNEXT!いいぞ菜々子!ド頭からアがらざるをえないマチガイナイ選曲!なんとなくStereo Tokyoの必勝パターンは始まりがNEXTで締めがAnthemって印象ですね。それにしても今日の箱はステージが近い!近すぎるぞ!最前の柵もないしステージの段差も低くて、名古屋のヲタクの人たちに至近距離でStereo Tokyoを体感してもらえて良かったんじゃないでしょうか。
 
2.Electron
NEXTからElectronにつなぐの大好き!他にはParty Peopleにつなぐパターンも大好きでこの二つは甲乙つけがたいですね。話は変わるんですが、今日はStereo Tokyo始まるまで上手の最前に大学生くらいの男女がポ主ってたんですけど、Stereo Tokyo始まる直前に男の子のほうがビビったのか遠慮したのかわかりませんが後ろ下がろうとしたんですよ。そしたら女の子が「何やってんの!これ見たかったんでしょ!」って言って男の子の腕引っ張って最前に連れ戻してて「あぁもうこれ見れただけで名古屋来た甲斐あったわ」と幸せな気分になりました。良いものを見た。欲を言うと男の子が彩花ちゃんのバインバインに目が釘付けになってる時の女の子の顔がどんなだったかもちゃんと見たかったです。
 
3.Rock in Stereo
ハコの名前がCLUB ROCK'N ROLLなんで今日はこの曲外せないでしょう!ワンマン意外だと何気にやる機会少ないしちょっとしたレア感もあってはなまる!\(⚫>ω<⚫)/♢キラキラ ドロップ直前のSAY HO!の所のちょっと間抜けなポーズの岸森が好きです。
 
4.Search on G
ここのつなぎもキモチいい!っていうかやっぱ菜々子のDJ安定感ある。今日はステージが激セマで横に3人並べないので菜々子はずっと卓に張り付きっぱなしでしたがフロント出てこなくてもちゃんと存在感あるのすごい。
 
5.Advocacy
ここで新曲!この曲はトロピカルハウスのトラックに知能が低いまま意識だけ無駄に高くなってしまったエコ思想家の妄言のようなリリックを乗せた1曲で、Stereo Tokyo的には新ジャンルの頭の悪さですね。それはそうと、これこぐまさんに言われて初めて気づいたんですけどAdvocacy=介護=kygoって意味だったんですね!全然気づかなかった!こういう言葉遊びは楽しいので歓迎です!てっきり高齢ヲタクの介護に青春時代の貴重な週末の時間を取られるアイドルの悩みを歌っているのかと思って申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。勘違い勘違い。(・ω<) テヘペロ
ちなみに実は5年くらい前から将来ヲタクの高齢化に合わせてアイヲタ専用養老院「西脇園」を開設して一儲けする事業計画を温めているので、お昼の時間のチャイム代わりにこの曲を流したいと思います。
 
6-8.Awake - Sidechain Love - Party People
ライブも中盤を過ぎてクライマックスを予感させるアンセム連打です!っていうかもうこの話聞き飽きたと思うんですけど俺はとにかくAwakeが大好きすぎる。ホントにいい曲。Stereo Tokyoってこれまで炎上上等のスタンスで悪目立ちしながら「その他大勢」から今みたいなシーンの中で無視できないオンリーワンの立ち位置(まだまだとは言え)に来たわけですけど、やっぱりその魅力の本質はけっして話題先行の色物ってわけじゃなくて、すごくシンプルに「曲がいい」「メンバーが魅力的」っていうショービジネスにおける一番普遍的なところから逃げずにきちんと「良いもの」を提供してくれるところだと思うんですよね。そういう事をちゃんと継続的にやってるグループが報われる世界であって欲しい。そう思います。これはファン心理としてStereo Tokyoが売れて欲しいって思ってるというよりは「世界が正しくあって欲しい」という欲求で、心理学的にいう所の公正世界概念にあたります。良いものがきちんと評価される。そして、椎名彩花さんが耳ミンスと結ばれる。そういう世界であって欲しいと俺は切に願う訳です。
 

9-10.With You - Another Dancing
締めはNEW EPからのこの2曲!!今日はAnother DancingのドロップとAメロの間の上体を反らせて一周させる振りのところの彩花ちゃんがいつもにも増して綺麗に反っていましたね。彩花ちゃんはホントにダンスの振り一つ一つ、踊ってる時の表情一つ一つが魅力的で、音に陶酔した艶っぽい流し目や、強い意志を感じさせるような挑戦的な眼差しと、ホントに一瞬一瞬が目逃せない。漠然と使われがちな言葉ですけど「表現力」っていうのはこういう事なんだなって思い知らされます。
 
というわけで、今日もStereo Tokyoは最高でした!!名古屋のヲタの方々もすごいStereo Tokyoを楽しみにしてくれてたのが伝わってきて良かった!動画で予習してきてくれたのかステージ終わってはける遠征組のヲタクたちに向かって「私たちに!終わりはないのだから〜みたいなやつ言わないんすか!今日は言わないんすか!」ってだだこねるヲタまでいてすごい可愛かったです!次は菜々子生誕!何気に生誕ライブ全部レポサボってるから次は書こう!

2016/8/28 EDM SUMMER@ VISION

「ほらね!Stereo Tokyoを信じて良かったでしょ!」
2部が終わった後の特典会、開口一番、そう言って笑う汗だくの岸森。前日まで「このまま夏を終わらせたくない」等とこぼしていた美少女が見せたこの誇らしげな笑みに、俺はただもう幸せな苦笑をかみつぶすだけでした。
 
馬鹿みたいに大きな表現を使う事で自分の言葉が安くなるリスクを承知の上で言うんですけど、Stereo Tokyoのパーティーは一種の奇跡です。それがあまりにも当たり前のように毎週末繰り返されるものだから忘れそうになっていました。でもひとたびその輝きに陰りが刺すと、嫌がおうにも気づかざるを得ない。あの熱狂は、音が届く限りの全ての空間があまねく喜びに包まれたあの時間は、当たり前なんかじゃない。
 
7月末、突然西園寺がフロントからDJにコンバートしたあの週末からこの日のVISIONまでの1か月間、現場を重ねるごとにフロアに積み重なっていった不安は、それまでのStereo Tokyoのパーティーの熱狂の裏返しだったのかもしれません。
身内びいきと言われるかもしれないけど、Stereo Tokyoの現場の面々はオタクとしてのリテラシーが無駄に高い。現場の規模の小ささもあるけど、それを差し引いても異常なリテラシー(この言葉は好きではないが便利ではある)の高さだと思う。それが故に、ここ1か月のStereo Tokyoの状況がどういうものだったか、その実態はおそらく全くと言っていいほど外には伝わらなかった。いつもバカ騒ぎしているオタクどもが、椎名彩花が、岸森ちはなが、河村ゆりなが、三浦菜々子が、そして西園寺未彩が、この一か月どれほどの焦燥と不安の中で暗中模索してきたか。

最初の違和感は「まぁ回数やってりゃこんな時もあるだろ」で済む程度のものでした。しかしその小さな違和感は積み重なっていつしか不安に変わりました。そしてこのままだといつかこの不安が失望に変わる日が来るんじゃないか。そんな思いを意識的に視界の外に追いやるヲタク達。もちろん誰もそんなことを声高に話したりはしません。言わなくても隣のヤツがどう感じているか分かるから。言わなくてもフロアがどう感じているかが、ステージの5人に伝わっていることが分かってしまうから。

観客側の不安は分かりやすい形で外に出ないからこそ、内側で晴れない霧のように現場の空気に薄く膜を作り、フロアの熱を奪っていきました。それが演者に伝わらなかったはずはありません。この状況をなんとかしようと必死でもがくメンバーの姿に、この一ヶ月間、現場が終わるたびに自分が加害者になったような錯覚に襲われたヲタクは俺だけじゃないのかもしれません。でも、それでもパーティーの熱狂に嘘はつけない。あの奇跡のように楽しかったパーティーの日々のせいで、もう普通の悦びでは満たされなくなってしまったStereo Tokyoのヲタクはいつの間にか上手く嘘がつけなくなってしまいました。演者を傷つけないように、無難に盛り上がった風なていでまとめるような器用さは、5人の美少女とただただ踊り狂う日々の中で汗と一緒に脳から揮発してしまったようです。

ヲタク達の不安や焦燥は消して小さいものではありませんでしたが、この間メンバーが抱えていたそれは不安や失望ですらなく、それはもはや恐怖にも似た何かだったのでしょう。クルージングライブでのMC、熱の無いフロアに向かってにこやかに話しかける西園寺の声が、今にも泣きそうに震えていた事を俺は忘れません。
Fukuokaとの合同ワンマン、出番前の舞台袖で何があったのか。上野で、神田で、ライブの後にメンバーが何を思いどんな話をしたのか。フロアを賑わすだけのその他大勢の一ヲタクには知る由もない事だし、知っていたとして、ここでその一つ一つをつまびらかにするようなことはしません。

じゃあなんでこんな事を今さらうじうじ並べているかというと、リリイベファイナルのこの日のライブを支配していた高揚感、ほとんど宗教的熱狂と言っていいレベルの祝祭性について言及するには、それまでにStereo Tokyoのメンバーとそのヲタクたちの間に通奏低音のように流れていたこの鈍い不安について触れる事がどうしても必要だからです。この日の始まり、1部の1曲目は新曲 Join Together Now でした。

君の中の思い 手に取るように分かるから もうすぐ始まるよ そしたらまた遊ぼうね

リリックの偶然の符号に無理やり必然性を見出すのは俺の趣味じゃないんですけど、結果としてこの選曲はStereo Tokyoの今の状況のワンマンの始まりとして完璧でした。演者とフロアのお互いがお互いを理解し、気遣ったからこそ何も言えなかったこの1か月を経てStereo Tokyoからの答えが「また遊ぼうね」だったとしたらそれはどんなに幸せな事だろう。象徴的なリリックと共に照明が落とされたステージで5人の影が踊ります。そう、この一ヶ月間見る事が出来なかった西園寺の踊る姿がそこにはありました。

反射的に跳ね上がるテンションに、期待が外れる事を恐れて脳がブレーキをかけますが、アンニュイなスカのオルガンビートからビルドアップを経由してドロップのビートが鳴り響いた時、臆病な俺はやっと認める事が出来ました。「おい、これってStereo Tokyoが帰ってきたんじゃねぇの?」それは、錯覚ではありませんでした。

「帰ってきた…」「帰ってきた!」「あのStereo Tokyoが帰ってきた!」フロアにそんな意識が伝播していくのが何故だか分かりました。そこからの90分は、およそEDMというジャンルが持つ「猥雑」「即物的」と言った定番のイメージにそぐわないとても尊い時間だったように思えます。他に上手く例える事ができないので気恥ずかしさを押して言うと、それはまるで、新しい命に祝福を与えているような宗教的祝祭感に満ちた時間でした。

フロアのそこかしこから「楽しい!楽しい!」とあまりにも直接的な叫びが聞こえてきます。フロアの熱狂の渦に後押しされるようにメンバーのパフォーマンスはひときわ熱を帯び、それにあてられてフロアのダンス衝動は際限なく高まっていく。ここ1か月の負の連鎖が裏返ったかのようにステージの気合とフロアの熱狂が噛み合ってお互いを高めていくような幸せな相互作用がそこにはありました。それは、まごうことなく Stereo Tokyoのパーティーでした。この5人が、この形で揃わないとなしえない奇跡のようなパーティー。俺は死ぬまでに何回この日の記憶を反芻することになるんだろう。

 
動画を見るまでもなく思い出す、椎名彩花の深々としたエビ反り。火照った頬と汗ばんだ肌。新衣装になって明らかにStereo Tokyoにおけるセックスシンボル的な役割を担うようになった彼女。高校生の女の子がそういう風に見られることについてどう感じるかが唯一の不安ではあるけれど、俺はこれをとても良い事だと思う。それは魅力的なダンスというものには必ずセクシーさが必要だからです。これは趣味嗜好の違いによって「セクシーなのより可愛い方が良い」というような語り方ができるような他の性質と並列に比べられる問題ではありません。何故なら人類が直立二足歩行を始めた直後から音楽はダンスの供物であり、ダンスとは100倍希釈のセックスだからです。これは日本のアイドルが逃げがちな部分だからこそなお一層重要になってくる点。
 
もちろん記憶に残っているのは彩花ちゃんだけではありません。盤石、それでいてチャレンジングな繋ぎで一か月のブランクを感じさせないどころか、トータルのステージングでめざましい成長を見せたこの日の菜々子。もはやDJとしてだけではない。繋ぎを終えて戻ってきた菜々子が5人の中心で踊る様を見て、俺はStereo Tokyoが新しいフロントメンバーを獲得したんだという事を理解しました。そしてその瞬間、このライブは「楽しかったStereo Tokyoが帰ってきた」というだけではなく、今までのベストを更新するものになる。そんな予感に胸を震わせ、あらん限りの声をあげて騒いでいたのです。
 
Anthemでの岸森の姿もまた忘れられない瞬間の一つです。響く爆音、閃くストロボライト、暗闇の中に浮かぶ無数のシャボン玉の向こうでステージにへたり込んだ岸森が天を仰ぎあらん限りの力で叫ぶ「ブチ上がれ!!!!」は、この1か月の間にたまった全てのネガティブな感情に対するBIG PAYBACK!!!といった様相で、あの瞬間の高揚は今でも脳に焼き付いています。
本当に、本当に美しい時間だった。照明の暗さやヲタクが飛ばすシャボン玉が相まってなんだか海の底にいるような光景だった事を覚えています。後になって動画を見返してそこに映るヲタク達を見ながら「深海生物は神が趣味で作ったけど嫁に見つかると怒られるからこっそり隠してある品々」という言葉を思い出してヲタクとの類似点に笑いました。
 
ゆりなにも感謝の気持ちを伝えたい。本当は少し心配だったんです。1部があまりにも良すぎて、これじゃ全部1部で出し切って2部が消化試合になるんじゃないかって。でもそれは全くの見当はずれな心配で、2部のElectron、ゆりなの煽りでメンバーの一点の陰りもない気合がフロアに伝わって、そこからはもう頭の中が真っ白になるような純粋なダンス衝動と下腹部に響く低音に身を任せて全力で騒いでいました。思い返すと現場の良し悪しにかかわらず、Stereo Tokyoのメンバーはいつだって全力でした。でもそれがこの1か月、熱の無いフロアに灯をともすための足掻くような熱演であったことは残念ながら事実です。でも、この日のライブは、西園寺未彩という欠けてはならないピースをフロントに取り戻したStereo Tokyoのライブの熱狂はそうではなかった。ゆりなの気合がフロアとがっちり噛み合ってるのを見て、俺は本当にうれしくなった。
 
そして西園寺。なんか、もう何も言えない。ただただ感謝。あんなにうれしそうな、楽しそうな西園寺の顔を見るのはいつぶりだろう。帰ってきてくれて本当に良かった。本当にありがとう。ヲタクに左右されない西園寺の確固たるステージ上での自己像の確立ぶりは、彼女のアイドルとしての美意識、プロ意識の表れで、それが西園寺を唯一無二の存在にしているという事は西園寺を知る誰もが異論をはさまない点だと思うんだけど、今回の件の真相を知って、その思いをより一層強めました。
音が止まる。繋ぎが上手くいかない。自分に対する怒りや焦り、他のメンバーに対する申し訳なさで胸が一杯になる。そんな針のむしろのような状況で、それでも言い訳になるような事を一切口にせず、今の自分にできる事から逃げずに立ち向かう。口で言うのは簡単ですけど、実際にそれをやり遂げる事のなんと困難な事か。尊敬に値します。西園寺がStereo Tokyoにいてくれて本当に良かった。
そう思う気持ちと同時に西園寺に謝りたい気持ち、助けてあげられなかったという気持ちもあります。Stereo Tokyoに限らずアイドルがファンにありがとうだなんて事を言うのは珍しくもない事なんですけど、感謝なんかしなくていい。俺たちの熱狂は演者が実力で勝ち取ったものなんだから。それを誇りはすれど感謝なんかしなくていい。
とりとめもない事ばかり書いてすみません。ライブが終わって、そして西園寺からここ1か月の真相が明かされて既に数日たちますが、まだ西園寺に対して何て言いたいのか、どんな言葉をかけてあげたいのか頭の中で纏まらない自分がいます。ただ一つ確かに言えることはこの日のライブが最高だったという事、西園寺がフロントに復帰したStereo Tokyoのパーティーに早くまた行きたいという事で、つまりはStereo Tokyo最高だという事です!なんか1回もふざけないで最後まで書いちゃってて気恥ずかしいんでこれで終わり!次はベルハー&ルネとWWWX!楽しみだな!

2016/8/20 EDMクルーズ@横浜海上


暑い!(挨拶)こんばんわ。最近は暑さを紛らわすために鼻の穴にイヤホン入れた状態で大音量で音楽流す事で口から曲が流れてくるようになるというライフハック(死語)がマイブーム。自分の口から「未彩が一番楽しい!」などとアニメ声のアイドルの歌声が漏れてくるのを体験して一人でゲラゲラ笑いながら「確かにこれは楽しい!!」などと一人納得する毎日ですが、大丈夫、大丈夫です。楽しいです。孤独じゃないです。自分以上に気の合う人間がいないだけなんです。あらためましてこんばんわ。耳ミンスです。ちなみにこの未来技術を応用してエロ動画を流して自分の口から女性の喘ぎ声が聞こえるようになるというのもなかなか他で味わえない独特の趣があってよいのですが、冷静になった時に反動で死にたくなるので注意して下さい。
という訳で(?)今日も今日とてStereo Tokyo。今日は楽しみにしていたクルージングパーティー!しかも先月のアイドル横丁に続いて今日も俺の家から現場まで直線距離100m以内!最寄りのコンビニと現場までの距離がほぼ同じ!最早現場に行くのではなく現場が来る。これが「推され」か!以下ダイジェスト。
 

1.Join Together Now
いきなり新曲!Slide the cityの時にやったレゲーっぽいヤツ!この曲は個人的に開始直後の彩花ちゃんの後ろのめりなボーカルが艶っぽくて好きです!それにそこからの展開もすごい俺の好み。次の拍にはみだすくらいもったりしたビート解釈から一転してテンポアップすることで、なんというかテンポ上がった時の陽気な感じがとっても空虚な陽気さに感じられて、その分そこ抜けたビルドアップの切なげメロディがすごい染みる!!全然伝わんないかもしれないけど、気怠いとこから無理やりテンション上げて空騒ぎした後に来る一種の賢者タイム的な時間、瞳孔が開くくらい空虚で虚ろな、透明な気分になる事ってないですか?そんでもってそこですごい綺麗な夕焼けとか見ちゃって、普段空の色とか全然気にしないのに心空っぽな分なんか夕焼けのオレンジが異常に染みる!みたいな事ってないですか!?(無い)兎に角!ストレートなブチ上げ曲じゃないけど個人的にかなり好きな曲です!早く音源欲しい!
 
2-6.Party People-Inspire-Party People-Endless Doki Doki Mode -Trap in life
Party PeopleからInspireにつないでまた戻ったりドロップにキラキラSE被せて西園寺らしさアピールしたりと、未彩ちゃんがんばって色々考えて準備したんだろうなぁってのがすごく伝わって来るメガミックスでした。偉いぞ!西園寺!…だがしかしフロアの盛り上がりは正直微妙。というのもライブの会場が直前までの天候の関係で本来予定していた甲板じゃなくて屋内に変更になったんで、天井が低くてジャンプどころか手上げる事もままならなくてみんなどうしてもテンションが上がらない。その上空調が効かない屋内にヲタク数十人詰め込んでライブしてるもんで暑さと湿気がかなり酷い事に。まぁ天候ばかりはしょうがない事なんですけど、出港時にはすっかり晴れて抜けるような青空で「外でやれたら最高なのに!」とどうしても思えちゃう分残念さも大きかったですね。
でも、それでもというか、だからこそというか、メンバーがすごい頑張ってるのが際立っていたような気もします。特にゆりな!ゆりなが気合入ってて俺は嬉しくなったよ!
本当はこういう事言わない方が良いかもしれないんですけど、ゆりなって「いや、もう、今日は頑張る意味ないでしょ」的な割り切りがすごい顔に出るところあると思うんですよ。なんで俺は心の中で「ゆりなが気合入ってる日は良いライブ」っていうのが定説化してたんですけど、そのゆりなが、今日はなかなかあったまんないフロアを懸命に引っ張ろうとしてるのが伝わってきてすごい嬉しくなりました。もちろんゆりな以外の4人も良かった!うーん…そうなんだよなぁメンバーのパフォーマンスが良ければ必ずライブが盛り上がるってわけじゃないってのが難しいっていうか、ままならない所で、だからってじゃあ頑張る必要ないかっていうと断じてそんなことはなくて、うーん芸事って難しいなぁ。
 

7-9.Search on G - NEMURENAI - MATSURI
Search on G から NEMURENAI への繋ぎが気持ちいい!西園寺の繋ぎかたってトリッキーなのが多い印象で、ビルドアップ後に別の曲のドロップつないだりする事が割と多くて「工夫してるな」ってのがすごく伝わるんですけど、これ体が「くるぞ!」って身構えてるところに違うドロップブチ込む事になるんで曲の相性とかすごい重要で吟味しないでやると上手くいかなかったりもするリスキーな行為だと思うんですよ。でもここのSearch on G から NEMURENAIのつなぎはすごいキレイで良かった!西園寺が卓の操作慣れなくてリアルタイムで色々できない分、事前の仕込みですごいたくさん考えて頑張ってるの伝わって来る。
あとものすごい今更なんですけどSearch on Gってグーグルで検索してるって意味なんですね。脳が茹ってるので今の今まで気づかなくて「良く分からないけどG線上のアリア的なサムシング?」とかぼんやりした認識でした。
 
10-11.MC - beijing noodle no.9 - Awake
これ読んでる人からの「おまえDJとか全然できないくせに何知ったかぶって繋ぎがどうとか言ってんだよ!」という突っ込みが聞こえてきそうですが、いいだろ別に!詳しくないけど色々言ったって!詳しくないけど好きなんだよ!これだからヲタクは!そもそもヲタクは好きな事に対しては詳しくて当然、詳しくないのは好きな気持ちが足りないからとか思ってるふしがありますからね。あぁ嫌だ。好きな事に対する知識量でマウント取り合うのは90年代に卒業しておいてください。考えてみてください。「俺、女の子が好きなんだ」って言って「え?詳しくないのに?www」って言われたらどうする?俺なら声上げて泣く。
 
12-14.Electron - NEXT - Search on G
全くライブレポートの体をなしていない愚痴を書き連ねてるうちにライブは佳境に!MCを挟んだ後の仕切り直しのElectronのドロップで、彩花ちゃんがDJブース前を飛び出て甲板に移動!待ってました!!勿論俺もつられて上にあがります!抜けるような青空と照りつける日差し!レインボーブリッジをくぐりながら、下から微かに漏れる音を頼りにヲタクが歌い、美少女が踊る!これぞアンプラグドEDM!新しすぎる!以前に北関東の頭の悪いEDM中学生が「EDMって何の略か知ってんのか?」みたいな絡み方を公式アカウントにしてきて意味不明過ぎると思ってたけど、なるほど!彼はこの人力EDMを予見していたんですね!いや確かにEDMのEが何のEか言ってみろ!みたいな突っ込みは真っ当なご意見!でもね、このバカさ加減がヲタクのテンションを上げたのは間違いない事実!途中からゆりなも甲板上がってきて二人でひとしきり踊ってすごい楽しかった!いやホントなかなかできないよ。理屈で考えたら音出ないとこ行って何すんだよって感じじゃないですか。でも「やれる事はやる!」「何が何でもこのクソオタクどもブチ上げてやる!」っていう意地みたいのが理屈を超える事ってあるんですよね。いやホント、こういう成功のためにちゃんとリスクテイクできる人ってあらゆる集団にとってすごく貴重。ちなみに後で彩花ちゃんに聞いたら「開始直後から上でやろうってヲタクが言ってんの聞いてたけど、言われていくのは嫌だったからそん時行かなかった」って言ってて、どこまでも男前だなと思いました。
 
15-18. Anthem - Another Dancing - Sidechain Love - With You
上の茶番がグダグダになってきたタイミングで下からDancing Againのアウトロが聞こえてきて急いで下に移動してAnthemのイントロで合流!いやぁびっくりしました。なんか下来たらね。音が鳴ってんの!感動!!すごい!このライブ会場スピーカーがある!…というなんというかコペルニクス的転回的な何かが起きて、そうなったらもう暑いとか狭いとか全く気にならなくて「そうそう、Stereo Tokyoってこうだよな!」という感じで音に任せて体動かして騒いでました!
んでもって最後は又も新曲!こっちの新曲はニューオリンズバウンスをStereo Tokyo流に解釈した感じのベースミュージック!汗だくになりながらニッコニコで踊る菜々子が超かわいい!!っていうか新曲だと菜々子のダンスMCメンバーと遜色なくて西園寺がDJ頑張ってるように菜々子もダンス頑張ってるのが分かる!ありがとう菜々子!
 
というわけで、なんか序盤大人しく見てた癖に一度上で騒いだらそのままTREKKIEのDJまで踊りっぱなしで、終わった後服のままシャワー浴びたみたいにびっしょびしょでやっぱ今日もStereo Tokyoは最高でした!

2016/8/9 Stereo Tokyo VS Stereo Fukuoka @渋谷WOMB

先日、特殊学級あやちゃんズの夢を見ました。
夢の中の俺は忘れ物をして放課後に教室に戻ったんですが、廊下を歩いていると誰もいないはずの教室からAnthemのメロディーが聞こえてきます。怪訝に思い教室の扉の小窓からそっと中を覗いて見ると、同級生のサニーさんがクラスのマドンナ的存在であるAさんの席の脇にうずくまりながら、一心不乱にリコーダーでAnthemを吹いているのです。俺は怖くなって忘れ物もそのままに小走りで家に帰りました。
次の日、俺、サニーさん、たまちゃんの3人で下校しながら、Aさんの話になり、その流れでたまちゃんが「…俺、実はAさんのリコーダーの先っぽを自分のと取り替えたんだよね(笑)」と衝撃の告白をブチかましました。その瞬間、サニーさんの凄まじい正拳突きがたまちゃんの顔面を撃ち抜きます。びっくりした俺がサニーさんを見ると、サニーさんの目から一筋の涙が。そしてサニーさんはこう呟きました。「ごめん、でも人に迷惑をかけることだけはして欲しくなかった…」たまちゃんは殴られた鼻を押さえながら「ありがとう、目が覚めたよ」と、涙目になりつつも嬉しそうに微笑んでいました。俺たち三人をオレンジ色の夕日が照らします。青春。

こんばんわ。何故、人は自分の考えたとんちきなストーリーを語る時に「こんな夢を見たんだけど」などという見え見えの嘘をつくのか(挨拶)耳ミンスです。
先週末は世間的にはTIFだったわけですが、俺は「まぁStereoの出番15分とかだし、無理してまで行く意味ないっしょ…」と自分を必死にごまかして賃金奴隷としてチンをギンギンしてたわけですが、おまいつの皆さんにおかれましては年に一度のアイドルヲタクの祭典を今年も目いっぱい楽しまれたようで羨ましい限り。Stereo的にはライブが素晴らしかったのは勿論の事、話題性でもBONDSに勝っただのTIF史上初めてライブ途中中止になっただの色々と外野が面白がって騒いでて良い(?)宣伝になったんじゃないでしょうか。っていうか勝ったってなんだよ。ヲタクは目いっぱいパーティ楽しんだし、セキュリティは問題なくイベントが進行したしでWIN-WINじゃねえかよ。無駄に煽られてBONDSも大変だなぁ。と、話がそれましたが、そんな感じで金曜土曜と連日アイドルヲタク界隈の話題をかっさらった我らがStereo TokyoもといStereo Japan、日曜はTIF最終日に被せる形での自主企画、ELLE TOKYOぶりのJapan体制でのワンマンです!今日は曲数多いし被ってる曲も多いんでホントにダイジェスト!
 
・Stereo Fukuoka
Fukuokaの印象は全体的にTokyoに比べてすごく真面目っていうか、丁寧っていうか、一所懸命やってるのが毎秒伝わってきます。笑顔は絶やさず、振りも教わったことを忠実にみたいな感じがして「うぉお…アイドルだなぁ…ちゃんとしてるなぁ」と変に感心しちゃいました。あとTokyoにはない曲も着実に増えてきていい感じなんじゃないでしょうか?Fukuokaの持ち曲だとhealing youが一番好きかも。ドロップで腕振るとこの遥加ちゃんがいいですね。フロア全体だと一番盛り上がってたのがRUNでちょっと意外。そこら辺は地域差みたいの出てるなぁという印象でした。っていうか俺がFukuokaの時、基本的に遥加ちゃんのステップばかり凝視してるから特徴的なステップがないRUNが割食ってるだけかも。Sidechainのドロップのとことか初めて見た時は「マジかよ」って声出ました。遥加ちゃんは逸材ですね。未見の人はTwitterで「殿川遥加 足首」で検索すると出てくるんでDigって下さい。怪我だけ気を付けてこれからもがんばって欲しいです。そんな感じでFukuokaの推しは遥加ちゃんとRei君でどっちにするか迷い中。あとmeiちゃん細すぎ。
 

・今日の椎名彩花
今日の彩花ちゃんはいつも以上に気合が入っていたというか、何かを吹っ切るかの如く踊ってて、鬼気迫る感がありましたね。
そういう訳で、普段は彩花ちゃんメインで見つつもあんまり追っかけたりせずに目の前に来るメンバー見てワイワイ踊ってる感じなんですが、今日ばかりは椎名彩花にホーミングしながらフロアを漂ってました。いやぁホント目が離せなかったですね。開始早々にステージからフロアに飛び降りたかと思えば、Serch on Gでのエビぞりの深さは間違いなく過去最高を記録し、いつもはフロア煽るの岸森とゆりなに任せてるのに今日は「もっと声出せ!」と直々に煽る煽る!さらには踊ってた俺に彩花ちゃんから近づいて来て「おい!ミンス!オマエもっとやれんだろ!」とでも言うようにキャップのつばをゴスっとはたいて不敵に笑ったりと、兎に角フロアの熱が冷めないように火をつけて回ってるかのような印象を受けました。

ちなみに、キャップのつばはたくのって何か特別な意味があるんでしょうか?後になって気づいたんですけど80年代とかのアメリカのロックスターとかライブ中に指さされたグルーピーの女の子はライブ後に部屋に招かれるみたいな話、よく聞くじゃないですか、もしかしてソレ的なアレで、コレがアレでナニだったとかそんな可能性が、客観的に考えて70%くらいはあったと思うんですけど…気づいた時はすでに遅し。ううぅ…察しが悪くてごめんよ彩花ちゃん。ルイ(レイ君の実兄)のグラドル横丁童貞喪失レポートとか聞いてる場合じゃなかった…あいつ顔が良くて超絶踊れるだけでメンタリティたまちゃんと大差ないよ…

 
・今日の岸森ちはな
今日の岸森可愛かったな!!なんだアレ!!なんとなく彩花ちゃんが目を細めて音に酔うみたいな感じのノリかただとすると岸森はクリクリの瞳を見開いてニッコニコで踊ってる印象があるんですが、いやぁ今日の岸森はまさにそんな感じで、ニッコニコしながら弾けるように踊ってて、見てるだけでこっちも自然に笑顔にさせてもらえました。思えば岸森っていつでもそうなんですよ。体調キツかった時ですら踊ってる時はホントに100点満点の笑顔で「プロだなぁ…」って、もちろんライブの最中はそんな冷静な感想無くてひたすらブチあがってるんですけど、後から思い返して頭下がるってパターンほんと多い。そんな感じで今日も岸森のおかげで2時間ずっと笑顔でいられて感謝しかない。全身の毛穴からあふれ出るありがたみ(っ ' ᵕ ' c)
ってか彩花ちゃんもそうだけど今日いつも以上にダンスが激しいっていうかいつもより運動量2割り増しな感じで、最後のAnthemのころには汗で前髪がペタっとリーゼントみたく張り付いててすげー男前になってました!!そんな状態でブチ上がれ言われたらそりゃブチ上がりもしますよ!ちなみに「ブチ上がれ!」と同じくらい岸森の「行くぞぉお!」もエモーショナルで好きです。岸森、いつもありがとうなぁ。
 

・今日の三浦菜々子
今日も我らがレジデントDJ三浦菜々子ががっちりフロアをロック!…と言いたいところですが、先々週からどういったわけかDJを西園寺と交換して菜々子はフロントに。
理由を聞いてみてもはぐらかされるばかりで、当初は「くだらない営業案件に来てくれたヲタクに対するサービスでいつもと違う事してんのかな?」くらいの感じで特に気にもして無かったんですが、神ライブ、アイドル甲子園、2.5D、TIF両日から今日のワンマンまでずっとDJが西園寺で、流石にこりゃなんか理由あっての事だし、そうなるとヲタクとしては気にもなりますよ。菜々子はビジュアル的にも文句なくフロントでいける美少女で、っていうか女の子が憧れるタイプの可愛さは美少女ぞろいのStereoの中でも随一なわけですが、それでもやっぱり俺が菜々子に求めるのは全幅の信頼を置いてバックを任せられるDJとしての菜々子で、きっとこの感覚って俺だけじゃないんじゃないかと思うんですけど、そこら辺プロデュサーの炎上デブはちゃんと分かってるんだろうかと不安になります。
 

・今日の西園寺未彩
というわけで今日のDJは西園寺なんですが、未彩ちゃん!なんか背中から羽が生えてるよ!最近、犬だの猫だのになれる動画加工ソフトがアイドルの間で流行ってて「動物化するポストモダンってこういう事?」っていう100人中65496876531人が思いつくベッタベタな90年代ジョークが口からこぼれるのを我慢するのが毎日辛かったんだけど、そういえば西園寺のアレ見たことないなとか思ってたら未彩ちゃん犬じゃなくて天使だった!やっぱ格が違う!街行く人々はデバイス越しにしか見えない架空の獣を捕まえる事に夢中になり、若い女の子達はこぞってキメラの如く動物化する未来世紀日本に舞い降りたEDMの天使。それが西園寺未彩!
…と、ふざけて見たものの、今日の西園寺、多分自分でもはなまるだとは思ってないんじゃないかなぁ…やっぱり慣れないDJで菜々子のようにはいかないのは当然で、今の所どういう意図で西園寺がDJになってるのか分からないんでなんとも言いにくいんですけど、ミスったりトラブったりして一番キツイ思いしてるのは誰よりも西園寺本人だって事は確かで、しかもこんないきなり(Stereo Tokyoの事なんで、どうせいきなりに決まってる)振られて出来なくて当然、ミスって当然でしょ。そんな一朝一夕でできるなんて考えたら菜々子にも失礼だし、あのデブが何を意図してるのか分かりませんが、兎に角俺は踊ってる未彩ちゃんが見たい。未彩ちゃんのエレクトロン音頭が見たいし、Inspireの打点の高い前蹴りが見たいんだよ!頼む!

 
・今日の河村ゆりな
俺の頭の中に直接語り掛けてくる100人に聞きました「今一番見たい濡れた床で踊ってコケて泣き出すアイドルランキング」栄光の第1位は!河村ゆりなさんです!おめでとうございます!!・・・って、こういう事言ってるとホントにゆりなに嫌われそう(今は嫌われてないという過信)ですが、こういう最年少っぽい所とバチっとカッコよく決めてくれる所が同居してるのがゆりなの魅力だと個人的に常々思っております!
例えば今日のInspireのドロップのダンスとか、ここしばらく見ないレベルでバッキバキで見ててテンションすごい上がったし、そうかと思えばNEXTのビルドアップ前で一瞬振りが飛んで「あれ?これじゃなくて…」みたいにバツが悪そうな顔したりして…んもう!!ゆりな!!たまらなく愛おしい!!カッコいいゆりなも失敗して「ヤベヤベ」って顔に出まくるゆりなもどっちも大好き!ゆりな大好き!!
 
という訳で今日も楽しかったStereo Japanのワンマンだったわけですが、今日はTokyo対Fukuokaの対決企画という事で最後にカラーボールでどっちのライブが良かったか観客の投票で勝敗を決めるという企画がありました。結果は僅差でFukuokaの勝利!おめでとうございます!大金星ですね!!俺はTokyoのヲタなんで正直なところ「ちくしょー負けちまったなぁ」って気持ちはありますが、はるばる遠征してきて宙愛ちゃんの生誕ともかぶってるFukuokaがアウェーで打ちのめされる展開とかよく考えたらあんま見たくないし結果的にこれでよかったかな?それに「TokyoよりFukuokaの方が面白いじゃん!」だったら大問題ですけど「Tokyoの方が得点力高いけど守備が杜撰」みたいな負け方だったんで、ある意味Stereo Tokyoっぽいという見方も!兎に角今日も椎名彩花さんは最高でした!!!あ、言い忘れたんで最後に一言、流石にAnthemやりすぎ!!

7/17 Slide the City FES@お台場


おっぱいが大きい女性は心臓に熱がこもりやすく、夏場に熱中症になると合併症で心臓発作が起こりやすいので、夏場はできるだけ胸を露出した方が良い(嘘)。デマゴーグはびこる東の魔都からこんばんは。耳ミンスです。ちなみに今日の挨拶は椎名彩花さんの新衣装とは無関係です。何ですか?いやだなぁ。変な目で彼女の事を見ないでほしいです。
というわけで(?)先週末は土日両日お台場で開催されたSlide the Cityに行って遊んできました!前回の横丁夏祭りも青い空と青い海をバックに最高の夏の幕開けって感じでしたが、今週の現場も微塵の遠慮もなく夏!夏!夏!可処分時間のほぼ全てをStereo Tokyoに使うヲタクたちがちゃんと夏を満喫できるようStereo Tokyoからの配慮でしょうか。彩花ちゃん、可愛いだけじゃなくてなんて優しい…というわけで以下ダイジェスト!
 
0.新曲
菜々子登場の瞬間にヲタクたちから思わず上がる歓声の数々!そうです!待ちに待った(特にメンバー自身が)夏の新衣装がようやくお披露目!全身黒でオーバーサイズのTシャツをダボっと来たちょっとサグイ感じの菜々子!可愛いぞ!!!
そんで新衣装でテンション上がって体が反射的に騒ぐ準備を整えていつものAoriを待ち構えてたんですが、あれ?聞こえてくるのはAoriじゃない。何だこのスカ調の?…ってオイ!これ新曲だろ!!という訳で新衣装に続いて新曲がフライングで音源だけお披露目!Stereo Tokyo2016年のサマーチューンは脱力スカビートからの切な気ドロップにつなぐ構成で、また新しい武器が増えたな!って感じでした!!2拍と4拍目を強調するスカのオルガンビートが良い感じに気怠くて夏っぽい!なんつうか、穏やかで、幸せで、満たされすぎて逆に切なくなるような時ってあるじゃないですか!?え?無い?俺はあるんだよ!(老人)兎に角、うだる夏の日の黄昏時、夕涼みしながらの野外飲みとかでBGMに丁度いいはなまるな1曲ですね!
 

1-2.Another Dancing−Endless Dokidoki Mode
そんなサプライズな冒頭から繋ぐAoriでMCメンバーも登場!って!!彩花ちゃん!!!可愛い良い良い良い良い良い意云い井伊好い!!!!彩kちゃんあやかちゃん!!あやカチャン‼!!カワ皮イi!!kawa‼‼ayakaアヤ!カワ!アヤ!カワ!アヤカワ!アヤカワ!カワーヤ!aykwayakw!!aykw!!aykw!!aykw!‼‼‼‼‼‼‼‼‼
…という具合に新衣装の椎名彩花さん登場の瞬間から我を見失ってブチ上がっていたら眼鏡が吹っ飛んでどっか行きました…岸森のTシャツに書かれた「NO PAIN NO GAIN」のメッセージが胸に突き刺さります(ホントは眼鏡無くて服の柄とか見えない)眼鏡は壊れんのもうしょうがないから踏んずけた人怪我しないでくれ。
という訳でメガネ無くして一瞬我に返ったものの、今日のステージが素晴らしすぎてまた一瞬でテンションは最高潮に。っていうか水しぶきとEDMの相性が良すぎる。ビルドアップで貯めた期待感をドロップで解放するタイミングに合わせて天高く噴出される水しぶき!トランポリンに乗せられて異常に高く担ぎ上げられるヲタク!!空を飛び交う色とりどりの浮き輪!途中から明らかにみんなリフトされたワタル君めがけて浮き輪投げつけてて笑った!正直なところ初見の人は「新曲とか新衣装とか知らんがな」って事で、新曲の時はヲタクがなんでこの曲調でそんな盛り上がってんのか分からんって感じで若干温度差あったんですけど、このAnother DancingからEndless Dokidoki Modeの流れで一気に初見のマジモンパリピのみなさんを味方につけた感がありました!!菜々子!ナイス選曲!ゆりなもナイス煽り!椎名彩花さんは存在するだけで尊い
 

3.NEXT
そんでもってみんな大好きNEXT!いつも盛り上がるこの曲ですが、今日は特に盛り上がってこの曲が大好きな某『ヲタクのリーダー』がテンション上がりすぎてトランス状態にでもなったのか酩酊しているような状態でリフトされてましたね。それ見てたマジモンパリピの皆さんの視線が、なんというかうちの甥っ子が『生きもの地球紀行』で砂漠に住む不思議な生き物の回見てた時と全く同じそれで印象深かったです。その他にもよく見たら頭から泡を吹いているヲタクも散見されましたが、何だろう〜?蟹の仲間かな〜?この広い地球には沢山の不思議な生き物が住んでいるんだね!はなまる!\(⚫>ω<⚫)/♢キラキラ
あ、あと本当にどうでもいい事なんだけど吉田豪のインタビューで口パクじゃなくて被せだって明言して以降、なんか歌う比率上がった気がする。椎名彩花さんの歌声が好きです。
 

4.Dancing Again
他のステージ見てて思ったんですけど、パリピの皆さんって、あの、何というか、誤解を恐れず言うと、盛り上がり方がすごい行儀が良いというか、演者に対してすごい優しいみたいな印象を受けたんですよ。嫌な言い方するとそんなに楽しくなくてもとりあえず楽し気な素振りはしてあげるみたいな。それは決して悪い事ではないし、もう随分Stereo Tokyoにどっぷり過ぎて俺の感覚の方がおかしくなっちゃったんですけど、盛り上がり方とか楽しみ方に工夫するなんて普通しないっていうか、フロア側が結託して演者が驚くような盛り上がりをクリエイトするなんて方が本来異常なんで、むしろ彼らの方が圧倒的に正しいんですが、人間とは卑しいもので、無意識に他者を軽んじる所ってあるじゃないですか。DJ変わってももう何度もかかった有名曲ばっか繰り返して、それでなんとなく無難なレベルで盛り上がってる風にふるまってるの見てたりして「こいつら音鳴ってれば何でもいいんじゃない?」みたいに思ってたんですよ。スゲー失礼な話なんですけど。それがですね。NEXTまで初見でも盛り上がって楽しんでたガチパリピの人たちが、オーセンティックなディスコファンクのDancing Againになってしばらくしたら「これなんかチガクね?」って感じで後ろはけてったんですよ。一組二組ってかんじじゃなくてある程度の量が。それ見て「あぁ、こいつら取りあえずなんでも盛り上がるんじゃなくて、ちゃんと音聞いて判断してるんだ…」と彼らに対するリスペクト足りなかった自分にハッとしました。これめちゃくちゃ失礼な話で怒られるかもしれないんですけど、忘れないようにここに告白します。異文化交流 is 大事。
あ、ちなみに別にこの曲で盛り下がったとかではないんでそこだけ言っときます。そもそもEDMでしか勃起しないみたいな人はごく一部で雑食的にダンスミュージック幅広く楽しむみたいな人が大半だと思うし。最前のマジモンパリピギャルが見よう見まねで振りコピがんばってて微笑ましかったです!
 

5.Anthem
なんだか話の腰を折ってしまってアレですが、俺が個人的にハッとさせられただけで基本フロアはAnother Dancingからノンストップでブチあがってます!そんでもって上がり続ける会場の熱気のゴール、最後の曲は勿論Anthem!!昨日やんなかったんで「おいおい!菜々子!またそういう事して!みんな何欲しがってるか分かるでしょ!」と接触の時に絡んだ時は「え〜どうしよっかなぁ〜」等とおどけていた菜々子ですが、我らが絶対的レジデントDJが期待を裏切るわけがありません!
アコギのイントロが鳴った瞬間にヲタク達の雰囲気が目に見えて変わったんでしょう。隣にいたパリピの皆さんが「え?何?何?次は何が起きるの?」と周りを見渡していました。そんな一見さんもドロップになれば無条件に体が動いて騒ぎまくれるダンスミュージックとしての構造の強度!このジャンルすげえな!降り注ぐ水しぶきの中、空に突き上げた拳と響くシンガロング!最初からブレーキ壊れたみたいにキレッキレに踊りまくる岸森が、最後に限界を超えてふり絞る「ブチ上がれ!!!」のシャウトと、それに合わせて舞い上がるジェット風船!そしてフロアにはためく大量のフラッグ!今日は「ヲタクじゃ無くて水着のお姉ちゃんに旗を配って回ってAnthemでかかげてもらおう」という「隣の人も巻き込んでルールを変えても踊っちゃいなよ」精神が発揮されたらしく、フロア後方では怪人・旗配り男が出現していたみたいですね。良き哉。
余談ですが今日は仕込み中にまっつんさんが「棒はEDMじゃない」という良くわからない宇宙電波を受信してフラッグは手持ちメインでした。俺も中学生の時に全てのものをテクノかテクノじゃないかに分けて「消しゴムはテクノ、エンピツはテクノじゃない」などと一人で遊んでいた記憶があります。この病気、俺の学校では罹患者は俺一人だったんですが、広い世の中には同じ症状の患者さんが沢山いるみたいですね。保険適用外ですがみなさん強く生きていきましょう。
 

というわけで、今日もStereo Tokyoは最高でした!特に最後のAnthemは、こみ上がる高揚感に突き動かされて曲が終わっても止まないフロアの合唱に司会進行のMCが狼狽えていました。ちなみに今日はいつもに比べてフロアの話ばっかしてますが、正直なところ、眼鏡が吹っ飛んだせいでステージよく見れなかった!それでも全く問題なく楽しすぎるStereo Tokyo!全方位的に最高!でも次は新衣装で踊る椎名彩花さんをちゃんと目に焼き付けたい!