
1年程前に夫の仕事の都合でとある県に引っ越しました。5歳の娘が庭で遊べるようにと、少し背伸びして一軒家を借りました。
隣には50代の女性が住んでいて、すぐに仲良くなりました。旦那さんを亡くして子供もいないというそのお隣さんは、偶然、うちの娘と名前の読みが一緒で、折り紙や竹トンボみたいなおもちゃや、ブルボンの少し懐かしい感じのお菓子をよくくれたりと、娘のことをとても可愛がってくれました。昨日、買い物から帰ってくるとき、そのお隣さんがうちの家に向かっているのが見えました。
手には棒キャンディーを持っており、庭先で遊んでいる娘にあげようとしてくれてるんだなと思いました。すると、庭先に入る前、娘から死角の位置で立ち止まりました。「どうしたのかな?」と思ったら、おもむろにキャンディーを袋から取り出し、ベロベロ舐め、袋に戻しました。一瞬、何が起きたか分からず、声をかけるのを躊躇していたら、おばさんが「彩花ちゃん、飴食べん?」と言って、先ほど舐め回したキャンディーを娘に突き出しました。とっさに「食べちゃダメ!」と叫んだら、おばさんがゆっくりこっちを振り向いて、「いつから知ってたの」と無表情でつぶやきました。こちらが心臓バクバクで言葉に詰まると、無言で家に帰って行きました。
何も知らずにお菓子をもらえなかったと駄々をこねる娘にどう説明すればいいのか分からず怒鳴りつけてしまい、泣き出す娘に謝りながら、恐怖と、気持ち悪さと、通報するべきか、でも慣れない田舎のご近所付き合いの中でことを荒立てていいものか・・・どうすればいいのか分からず、頼りの夫も出張中でしばらく戻らないため、あまりの心細さに我慢できずに年甲斐もなく泣きじゃくってしまい、日が暮れるまでえづきながら普段しないような手の込んだ掃除をして気を紛らわせました。
夜になって、隣のおばさんが謝罪に来ました。キャンディーの件は、古かったので味が悪くなってないか確めたとのこと。言い訳としてはかなり苦しいですが「衛生的に良くないので今後やめてください」と言い、その場は許しました。怖かったのが、おばさんが会話の最中に何度もせき払いをしてたので「具合悪いんですか?」と聞いたら、急に無表情になり「具合悪いんですか?」オウム返しされました。「明日の支度があるのでこれで」と帰ってもらいましたが、とても怖かったです。
翌日の朝、娘を幼稚園に送るため恐る恐る外に出ると隣のおばさんが、見計らったように和室のふすまを開けてこっちを見ながら何度もせき払いをしました。顔は例によって無表情です。私は小走りでその場を離れました。娘を幼稚園に送った後、私はそのままパート先へ向かいました。パートが終わり、幼稚園に娘を迎えに行き、帰りに近所のスーパーに寄ると、店内でお隣のおばさんに遭遇しました。一瞬、ストーカーかとあせりました。(このスーパーでは以前からおばさんと出会うことも多く、偶然だと思いますが)
「あら椎名さん」とおばさんは気さくに声をかけ、今日は惣菜が特売だとか普通の世間話をしてきました。この時のおばさんは全く妙な様子はありませんでしたが、昨日からの行動に私は苦笑いしかできず「お先に失礼します」と急いでスーパーを後にしました。別れぎわにおばさんは「なんか椎名さん今日は上の空な感じだけど、悩みがあれば相談乗るよ」とはげましてくれました。主な原因はあんただよ・・・
自宅への帰路で何度か後ろを振り返りましたが、尾行はされていませんでした。自宅の鍵を開ける時、ふと、留守中のおばさんの家を眺めながら「身寄りがないから、私が病院に連れて行ってあげた方がいいのかな・・・」とボーっと考えていたその瞬間、スッとおばさんの家のふすまが開きました。おばさんです。またこっちを見てせき払いをしました。私はおもわず悲鳴をあげ、急いで自宅に入り鍵を締めました。なんで私達より速く家に戻っているか分からずパニックになりました。私たちはスーパーから自宅への最短ルートを通って帰ってきました。私達に見られずに先回りをするには、道路を使わずに他人の家の塀をよじ登り敷地を突っ切ってスーパーから一直線に移動でもしない限り無理なはずです。何が起きているのか理解できず、その日も泣きながら料理をし、そんな私を見て「どうしたの?泣かないで」という娘を抱きしめて「ごめんね。何も心配ないからね」と励ましましたが、内心はもう私の精神は限界でした。
そして昨夜、私が就寝しようとしたら、外からおばさんのせき払いが聞こえてきました。怖くて外を見ることができませんでしたが、おそらくふすまを開けてわざと私に聞こえるようにしていたのだと思います。1時間おきにそのせき払いは聞こえ、朝の5時まで続きました。一睡もできませんでした。4時頃のせき払いのときだけ「椎名さん聞こえてるの?」と私の名を呼ばれました。私は物音を立てないよう息を潜め、7時頃トイレに行き、出張先の夫に電話しました。明後日の夜には仕事を切り上げ、帰って来てくれるようになりました。今朝、家を出るときは、おばさんを見ることはありませんでした。
正直、思い当たる確執があまりないんです。ご近所さんの中では一番仲が良いと思ってました。一度だけ娘が水遊びをしているときに、おばさんの服に大量の水を浴びせてしまったことはありました。その時は、「ただの水だから気にせんでいいよ」とこころよく許してくれました。一応、後日夫とお詫びに菓子折を持って行きました。その際に家に上げられ、逆にお茶を頂きました。
さっきトイレでパンツを下ろしたら、外から「その尻か!」と大声で叫ばれました。「やめろ!」と叫んだらせき払いが聞こえなくなりました。最悪・・・
急いで夫に電話して、キチガイババアのトイレの盗撮と娘への洗脳について話しました。今日は帰って来るはずだったのに帰れないと言い出しました。キチガイババアが帰って来させないようにおどしたのでしょうか?ってか、どうやって夫の携帯番号を入手したのかが不思議でなりません。キチガイババアには私の番号しか教えていないはずです。本当に怖すぎます。夫には咳払いや暴言をスマホのレコーダーで録音して警察に連絡するよういわれましたが、どういう仕組みなのかキチガイババアのせき払いは入っておらず、録音されるているのは私の声だけでした。こうしている間にもせき払いは延々と続いています。どんどん音が大きくなっています。スマホのレコーダーには録音されません。
さっき魚をさばいていたら、キチガイババアに何度も「ヘタクソ!!」と外から言われました。レコーダーを録音開始しようとした瞬間に黙りこみました。もう我慢できないので怒鳴り込みに行きます。娘に何かあってからではいけないと思うと、今は怖さより怒りの方が強いです。念のため護身用に包丁を持って行きます。





